鳥学会2018年度大会@新潟市
鳥の学校
第10回テーマ別講習会:鳥類研究のためのバイオロギング野外実習
今回は初の『遠足企画 in 粟島』です!ふるってご参加下さい!
日程:2018年9月17日(月)〜19日(水)
内容:バイオロギングはいわばドラえもんの秘密道具です.鳥類の高い移動性は,研究上の魅力であるとともに障害でもあります.バイオロギングはそんな鳥の追跡を可能にし,いまや渡り鳥や海鳥の研究に欠かせない技術です.単なる移動だけでなく,温度計や水深計,カメラなどとの組み合わせで様々なデータが得られます.
「でも,特殊な機器を使う調査は難しいのでしょう?」
いいえ,そんなことはありません.技術の発展により,ハードルは低くなりました.今回の講習会では,最先端のバイオロギング研究を進める二人の気鋭の講師を招き,オオミズナギドリを対象に野外での捕獲,ロガー装着,データ解析を含め一連の実習を行います.講習場所は,渡りの中継地として有名な粟島です.
定員:12名(最小催行人数5名)
会場:粟島(新潟県岩船郡粟島浦村)
講師:山本誉士(統計数理研究所),松本祥子(名古屋大学大学院環境学研究科)
参加申込:おかげさまで定員に達しました。
キャンセル待ちをご希望の方は、下記までメールでお申し込み下さい。
電子メール:千田万里子 senda(at)yamashina.or.jp
申込〆切:【7月31日24時まで】
行程:
9月17日 17:00 粟島港桟橋 集合
夜 捕獲&ロガー装着
9月18日 午前 朝食は粟島伝統料理「わっぱ煮」,島内を自由散策
午後 雛の捕獲・計測
夜 ロガー回収
9月19日 午前 データ解析
12:00 粟島港桟橋 解散
参加資格:参加者は日本鳥学会会員に限ります.非会員の方は申込受け付け後,早めにご入会ください.
費用:実費がかかります.(参考1)
備考:捕獲は講師が取得した鳥獣捕獲許可に基づいて実施します.
雨天時にはスケジュールが一部変更になります.
現地集合・現地解散ですので,前後の延長は自由です.
17日は村上駅から講師と合流可能です.(参考2)
参考経費は参加者人数により変動します.
宿泊は参加者間で相部屋となる可能性があります(男女別).
企画委員会から上沖正欣が同行予定です.
参考1)想定される旅費 合計 ¥23,140 〜 ¥29,260
交通費 ¥7,440 〜 ¥11,260(新潟〜粟島往復,フェリー代込み)※参考2を参照
レンタカー代 ¥4,000(最小催行人数で割って計算)
※参加者が1名増える毎に¥600返金(12名の場合は一人¥1700)
宿泊費 ¥7,000/泊(粟島内2泊,運営側で予約します)
※朝食・夕食込み(タオル・浴衣・歯ブラシは宿に有り)、昼食は各自(島に食堂有り)
参考2)想定される移動行程
片道運賃合計 ¥5,630(往復運賃合計 ¥11,260)
(9月17日 新潟 → 粟島)
新潟駅13:43 → 村上駅 15:03(JR羽越本線 ¥1,140)
村上駅 → 岩船港(乗り合いタクシー:大人1名¥700、所要時間15分)
岩船港16:00 → 粟島16:55(粟島汽船高速船 ¥3,790)(9月19日 粟島 → 新潟)
粟島 13:30 → 岩船港 14:25(粟島汽船高速船 ¥3,790)
岩船港 → 村上駅(乗り合いタクシー:大人1名¥700、所要時間15分)
村上駅 15:14 → 新潟駅 16:22(JR羽越本線 ¥1,140)